【マリオ64 RTA】WDW100枚シクレにおける2匹目のアメンボまわりを考えてみた その2

考察みずびたシティー

本記事は、『みずびたシティー あさせとそらのシークレット+100枚コイン』(100枚シクレ)における2匹目のアメンボ(以下)の考察記事で、

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以下の記事の続きとなる。

いきさつ

考察当時、私は『2匹目のアメンボが乱数』なのは知っていたのだが、『具体的にどこが乱数なのか』は知らなかった。

そのため、「アメンボを導線上で倒すにはどうしたらいいか」を考えるには、アメンボの振る舞い(乱数要素)を知っておいたほうが良いと思ったわけだ。

本記事では、アメンボを観察して分かったことを話すと共に、『現行ルートにて導線上でアメンボを倒すことを固定化できるかどうか』を考えてみた話をする。

アメンボの動き [ステージin]

最初に、マリオが動き出すまでの2匹目のアメンボの位置を確認する。

ステージ入場後、マリオが回転している最中は、アメンボは左上で動かずに居座っていた。

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最初にアメンボが動き出すのは、マリオが動き出す前ぐらいから。

画像2枚目はちょうどマリオの動き始めたところで、アメンボが最初の位置から少し左に動いていることが分かるだろう。

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この後、ステージ入場時の乱数を変更しながらアメンボの動きを観察してみたところ、アメンボの初動が乱数に依存していることが分かった。

アメンボの初動のパターン

アメンボの初動の動きを知るため、乱数65536個のうちの50個を見ることにした。

マリオの動きが影響する可能性もあるので、スタート地点でマリオを放置する前提となっている。

結果、アメンボの初動は以下4導線を確認することができた。(もしかしたら、他のパターンがあるかもしれない。)

導線A. ゆっくりと足場の左端に向かう導線

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導線B. 少し左に進んだらすぐ止まる導線

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導線C. ずっと動き続ける導線(赤線後も動き続けて右側に来る)

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導線D. 足場の左端に来た後、左側でぐるぐるしてる導線

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上記から分かったことは、『アメンボが初動で青コインスイッチ側(右側)に行くパターンが無い』ということだ。

つまり、青コインを回収している最中にアメンボを倒せるようにするためには、以下の2パターンしかないのではと推測した。

  • マリオが青コインスイッチに向かう間に、アメンボが左→右へ移動して、青コインスイッチを踏むところあたりでちょうど倒せる。(導線C)
  • アメンボが足場の左側をさまよっていて、マリオが青コインを回収している時に、足場の端側に来てちょうど倒せる。

アメンボの動き [3枚木箱を壊すまでのパート]

一部のマリオ64プレイヤーは「アメンボが見えない時、アメンボはどういう動きになっているの?」と疑問に思った経験があるかもしれない。

答えを言うと、アメンボから一定距離離れた場合は、アメンボが停止する仕様になっている。

誤解のないように補足すると、『一度ロードされたアメンボが消えるわけではなく、見た目上は残りながらも停止している』という感じになっている。

で、現行ルートにてどこでアメンボが停止するかを実際に見てみたところ、停止位置は以下2ヵ所を確認できた。(他のパターンもあると思う。)

(1) 1つ目の木箱を壊したぐらいの位置。

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(2) 2つ目の木箱を壊したぐらいの位置。

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停止位置がばらける理由は、アメンボの動きによって、マリオ⇔アメンボの距離が変わるからである。

アメンボの動き [青コインスイッチまでのパート]

一度アメンボが停止して以降、奥の木箱を壊して青コインスイッチに向かうまでは、アメンボはずっと停止状態となっている。

次にアメンボが動き出すのは、おおよそ、水位変更クリスタルを横切ったぐらいの場所となる。(アメンボのいる位置に依存するので、参考程度に見てほしい。)

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重要なのは、アメンボが再び動き出した時のアメンボの導線だ。

再び動き出した時の導線は、動きが止まる前の導線をなぞるのではなく、その時の乱数に応じて変わることが分かった。

つまり、アメンボの初動の導線だけで考えてはいけないということになる。

アメンボの動き [青コインスイッチ起動後のパート]

このパートは、マリオの動き次第でアメンボの動きもばらつくことが分かったので、詳しく調べなかった。

具体的には、以下のような感じだった。

  • 青コインスイッチ起動時アメンボが足場の左端にいて、青コイン回収中に壁寄りに行ってしまうパターン
  • 青コインスイッチ起動時アメンボが足場の左端にいて、青コイン回収中にうまく回収できるパターン

2匹目のアメンボの動きまとめ

現行ルートにおける2匹目のアメンボの動きをまとめたのが以下となる。

  • アメンボは、ステージ入場後マリオが動き出す前に、乱数に応じた動きを開始する。
  • つまり、アメンボの初動はステージ入場時の乱数で決まり、コントローラの操作ではどうすることもできない。
  • アメンボの初動の導線は4パターン確認できた。『初動で左側に行く』という共通点があった。
  • マリオ⇔アメンボ間が一定距離以上になると、アメンボは停止する。
  • 現行ルートでは、1, 2つ目の木箱あたりでアメンボが停止するようだ。
  • 現行ルートでは、水位変更クリスタルを横切ったぐらいの場所でアメンボが再び動き始める。
  • 再び動き始めたアメンボは、動きが止まる前の導線をなぞるのではなく、その時の乱数に応じて変わる。
  • 青コインスイッチまわりは、マリオの動き次第でアメンボの動きもばらつく。
  • マリオが近くにいたら必ず追いかけてくるような仕様では無いと思われる。

現行ルートにて導線上でアメンボを倒すことを固定化できるかどうか

これまでの観察から私なりの結論を出してみた。

■ 現行ルートの場合、導線中でアメンボを倒す方法は以下2パターンある。

パターンA. 『青コインスイッチを起動するあたりで導線上に来たアメンボを倒す』
パターンB. 『青コイン回収中に導線上に来たアメンボを倒す』

■ パターンAの場合

『アメンボの初動の乱数(ステージ入場時の乱数で決まる)』と『アメンボが再び動き出す時の乱数』の2つで決まる。

2つの乱数が絡むため、マリオの動きで固定化するのは難しいと思う。

■ パターンBの場合

『アメンボの初動の乱数(ステージ入場時の乱数で決まる)』と『アメンボが再び動き出す時の乱数』と『青コインスイッチまわりのマリオの動きによる乱数』の3つで決まる。

パターンAよりも固定化が困難なのは言うまでもないだろう。

■ 以上から、現行ルートにて導線上でアメンボを倒すことを固定化できない。

■ 補足: 前回の記事で述べた導線案が案提案だということを裏付けられた。

今回の観察を経て、現行ルートにおいては、『アメンボは基本的に左側をうろうろしていて、ときどき青コインスイッチより右側に行く』ということが分かった。

要するに、アメンボは青コインスイッチよりも左側にいることが大半なのだ。

このことから、前回の記事で述べた導線案(左から足場に乗る案)を使うと『アメンボの乱数を無視しやすい』というのが説明できるだろう。

むすび

『現行ルートで固定化はできない』という当たり前の結論を得られたが、具体的なアメンボの動きを勉強できたので、観察して良かったと思う。

一応断わっておくと、今回はかなり雑に観察したため、結果が間違っている可能性もある。参考程度に読んでほしい。

さて、この観察の後、今回得られた結果(アメンボは基本的に左側をうろうろしている)から、新たに導線案を思いついた。

次の記事でその話をしよう。