RRカーペットレスにおけるDir 1(1切替)の可能性を調査してみた

考察120枚RTA

先日情報を追加した『レインボークルーズ カーペットレス』にはとある伝説がある。

それは、krith氏が最初期に投稿したセットアップ初期案にしか、Dir 1(Direction Change、方向切替のこと)が存在しないという伝説だ。

なぜこれが伝説なのか――これまでこの技のセットアップはハイハイ違いも数えると70個以上は考案されてきたのだが、それだけ考案されたにも関わらず、Dir 1は上記セットアップでしか見つかっていないからである。

しかしながら、RTAにおける理想のカーペットレスは、猶予1fのポーズ(切替)を1回だけで済ませられるDir 1であり、多少複雑なセットアップとなったとしても実現されるのならば、マリオ64的には非常に価値のあるセットアップになるはずだ。

上記背景から、Dir 1を得るための条件やその傾向・セットアップ案を軽く考えてみたので、当記事にてその結果を紹介する。

なお、Dir(切替)などの基本知識を知りたい方は『RRカーペットレスを学びたい方向け 基本知識まとめ』を読んでみてほしい。

目次

セットアップ初期案の課題感

冒頭で紹介したように、krith氏のセットアップ初期案には伝説のDir 1がある。

具体的には『B0U10DR14』という入力パターン(動画時間55秒~)であり、1回目のGWKは最速壁キック→真上に10f→右下に14f→2回目のGWKは猶予1f(最速壁キック必須)というものだ。

そして三段までの流れは、右上隅から開始→パンチで奥壁を殴る→バク宙返り→反時計回りに31f3fでハイハイ→パンチ→ジャンプキック→A3f二段ジャンプ→三段ジャンプ、となっている。

「わざわざこのセットアップがあるのにさらに調べる必要があるのか」と思う人もいるかもしれない。

しかし考えてみてほしい――このセットアップが優秀なのであれば、セットアップ自体が遅いという理由で上位勢に選ばれなかったとしても、守りのセットアップとして・中級者向けのセットアップとして選ばれるはずだ。

しかし実際のところは、覚える候補にすら上がらない状況となっている。その理由は、このセットアップには以下の課題があるからである。

  • ハイハイ31f3fパートの反時計回りのスティックが意外と難しい。
  • ハイハイ31f3fパートにて31f3fで止めるのが意外と難しい。
  • A3f二段ジャンプはなるべく避けたい(守り向けで考えるのなら)。
  • 45°前提の右下くぼみが必要。
  • 2回目のGWKが猶予1fである。

現在RTAで使われているUDJやOJ・DJはメイン入力パターンがDir 2であるものの、上記課題に対して良い具合に妥協できるライン(全て解決しているわけではない)であるため、採用されていると思ってほしい。

逆に言えば、上記課題を可能な限り解決できるDir 1セットアップがあれば、そのセットアップはRTAの守り用として採用できる可能性が出てくるということだ。

どういうDir 1セットアップだと理想的?

では、どのようなDir 1セットアップが理想的なのか。この答えは、先ほど挙げた課題を全て解決したものだと思う。具体的には以下の通り。

  • ハイハイは2fの1回だけで済ませられる。
  • UDJやDJのように二段目でポーズを入れるタイプのセットアップが望ましい。
  • 斜めくぼみを使わない。
  • 2回目のGWKが猶予2f以上ある。

もちろん全てを満たすセットアップが見つかれば良いのだが、70個以上のセットアップが考案されているのにも関わらず存在しない時点で難しいと予想できる。

なので、上記理想に対し、どの辺までなら妥協できそうかを事前に考えておこう。

Dir 1を探す目的と妥協ライン

どの辺までなら妥協できそうかを考える上で一番大事な論点はDir 1を探す目的だ。

RTA向けのセットアップ案となると、タイム的に早いセットアップだったり、1秒以下遅いがリカバリ豊富なセットアップだったりを思い浮かべると思う。

今回のDir 1探しも本当はこのような論点で探していきたいのだが、残念なことに、現最速RTAセットアップのUDJがタイム的にもリカバリ的にもコスパの良いセットアップとなっている。

そのため、この論点で探したところで骨折り損になるだろう。

※1回目のGWKを出せて、且つ、RTAで安定させられる入力で、且つ、可能な限り早いセットアップを考えるとUDJ以上のものはない(はず)。加えて、UDJにはメイン入力パターンにリカバリが存在する点も◎。

上記理由から、Dir 1セットアップを探すのなら、UDJとは違う論点で探すべきだ。

そこで私が考えたのが、Dir 1の長所『猶予1fのポーズ(切替)を1回だけで済ませられる』にもマッチする、守りのセットアップとして・中級者向けのセットアップとして、可能な限り簡単なDir 1セットアップを探すという目的となる。

さて、この目的を前提として、理想に対してどの辺まで妥協できそうかを考えたのが以下となる。

  • ハイハイは2回分けでも良いがフレーム数は極力少なめに。
  • 二段目はA3fでも妥協ライン(今までOJで使っていたため)。
  • タイムを求めないのなら斜めくぼみでもOK。
  • 猶予1fはミスしやすいので2fほしい。

斜め対策『ニュートラルポジションリセット法』とは?

上記妥協ラインのうちの『タイムを求めないのなら斜めくぼみでもOK。』を補足しておく。

確実に45°の斜め入力を入れる方法として、NINTENDO64コントローラの仕様を利用した『ニュートラルポジションリセット法』が存在する。

これは、言葉の通り、スティックのニュートラルポジションをリセットする小技だ。

例えば、セットアップ初期案の『B0U10DR14』であれば、U10のタイミングでポーズを入れることになる。

この時のポーズ画面にて、スティックを左上に倒したままSTART+L+Rを同時に押す(リセットする)と、スティックを倒さなくても右下付近に倒している状態できるのだ。

さらにこの状態で右下に倒せば、右下の入力の最大値(右127下128)にできるため、原則どのようなコントローラでも45°の右下に入れることができる。

これがニュートラルポジションリセット法のやり方となる。

参考として、スティックを右上に倒してリセット→左下に倒して左128下128を作った例を以下で紹介しよう。

※コントローラのスイッチャーを使えばもっとスマートにできるかも?

Dir 1セットアップの探し方と考察(結論)

長い前座となったが、いよいよDir 1セットアップの探し方について紹介する。

これまでのセットアップ開拓では、最初にセットアップのやり方を人力で考え、そこからプログラムをまわすことで該当セットアップにおける入力パターンを調べていた。

しかしこれではDir 1セットアップは見つけられなかったため、今回は逆の手法を取ることにした。

具体的には、プログラム内で三段ジャンプを開始する座標を0.1 or 0.2ずつ程度移動させ、そこから指定の入力で三段ジャンプ→GWKできた場合はそこからDir 1があるかどうかを調べる手法だ。

※これまでの調査から0.2ずつの間隔であれば見逃しはないと考えているが、最初のうちは0.1ずつで調査した。

以降のセクションでその結果をまとめるが、先に考察(結論)を書いておこう。

2回目のGWKを出せる入力パターンの傾向

今回の調査と『Carpetless Dictionary』を踏まえると、どのようなセットアップだとしても、最後は必ず右側入力(くぼみなら真右か右下)になる法則があると思われる。

さらにいうと右上くぼみENDはおそらく無いと思う。真右よりちょい上~右下くぼみよりちょい下の範囲が最後の入力だと思ってほしい。

この理由は、おそらく、2回目のGWKを出すための条件として右壁に触れておく必要があるからだと思う(多分)。

続いて、もう1つの法則として、Dir 2で2回目のGWKが出せるパターンは原則以下2パターンに収束する。※全てがこのパターンに当てはまるわけではないと思う。

  • パターン1: 1回目のGWK後、長い真上がある→比較的短めの下側入力(真下や右下や左下)がある→右側でEND
  • パターン2: 1回目のGWK後、比較的短めの真上がある→長めの左側入力(真左とか)がある→右側でEND

これらパターンから、(これもおそらくだが)マリオの速度が高すぎると座標的に2回目のGWKが出せないために速度を落とすための入力で調整しているのだと推測している。

真上が長い(速度が高い)場合は、下側の入力を入れて調整。真上が短めの場合は、左側入力で緩やかに速度を落とす。こんな感じだと思う。

Dir 1を出すための条件(推測)

上記条件が正しいとすれば、唯一のDir 1の入力パターンも納得がいく。

最後の入力は右側入力(右上は無し)でなければならないとなると、くぼみであれば真右か右下に絞られる。

そのうえで、最初は真上固定で考えると、パターン2は左側入力を挟むためDir 1では実現不可能→消去法でパターン1になる。

さらに、パターン1の場合は下側の入力が必要になるため、真右では実現不可能→消去法で右下となる。

まとめると、最初は長めの真上→次は右下で諸々調整していたら2回目のGWKが出てDir 1、となるのではないだろうか。

この考えは最初は感想レベルだったが、実際に調査してみると『長めの真上からの右下寄りの入力』でしかDir 1を実現できなかったため、推測レベルまでは達している状況だ。

Dir 1の入力パターンと猶予

現状の調査結果として、真上10f~12fの後、右下くぼみor右下付近で終わるものしか無かった。

これまでのセットアップ調査を踏まえると、おそらくこのパターンしかないのではないかと予想している。

また、Dir 1を調査した際、1回目のGWKの高さも気になった。

というのも、セットアップ初期案のように少しだけ高い位置(RTA用セットアップと比べ)でGWKを出すパターンが散見されたからである。

高い位置でGWKしたほうが、2回目のGWKの時も座標が高くなる場合がある。また、高い位置(逆U字の手前側)でGWKしたほうがDir 1狙いなら距離感的にも良いのかもしれない。

この点もDir 1探しで意外と重要そうだった。

次に、肝心の2回目のGWKの猶予の話だが、残念ながら現状は猶予1fしか見つかっていない状況だ。

2回目のGWK時にY座標が5437以上だと猶予2fとなるが、現状の調査では、右下くぼみパターンで5430.000、右下付近パターンで5431.250が最高点となる。

ひとつ分かった面白いことは、Dir 1は高さ的にも速度的にも1回目のGWKで最速が必須である(と思われる)ことである。

最速壁キック以外で2回目のGWKを得ることのできる入力パターンもいくつか存在したが、最低条件であるY座標=5410.1に達していなかったため、bonkフレームが入るとマリオの高さ的にも速度的にも難しいのだと思われる。

逆に最速壁キックのパターンは、bonkしないおかげでマリオの速度が固定化されない(速度が乗り続ける)のと壁キックの最高点からスタートするので、2回目GWK時の高さも十分に足りている。

以上から、現状は猶予1fのパターンしか見つかっていないが、三段ジャンプで可能な限り勢いをつけてから1回目のGWKを行うパターンが存在するとすれば、もしかしたら5437以上を得られるかもしれない。

事前: 座標を見る時に知っておくと良いこと

調査結果を紹介する前に、知っておくと調べる時に楽だった事項を紹介する。

とくにハイハイのずれる量は覚えておくと良いと思う。というのも、ずれる量からの逆算でハイハイする前にほしい座標が分かるからである。

  • 灰色足場を縦に見た場合、横軸がX座標、縦軸がZ座標となる。
  • 右側の崖掴まり復帰後のX座標は-5757.0。
  • 左側の崖掴まり復帰後のX座標は-5914.0。
  • 灰色足場でパンチすると29.0進む。
  • 左側の崖掴まり復帰からパンチを6回するとX座標は-5740.0。
  • ハイハイ2fはX座標に-1.047、Z座標に-3.088ずれる。
  • ハイハイ3f1fはX座標に-3.26、Z座標に-6.783ずれる。
  • ハイハイ4f2fはX座標に-5.854、Z座標に-10.264ずれる。
  • ハイハイ6f(時計回り)はX座標に-10.027、Z座標に-9.23ずれる。

調査1: A3f二段ジャンプ、真上→くぼみのみ

前提:

  • ハイハイ後のマリオの角度は36864。
  • 二段目はAボタン3f押し(OJなどと一緒)、三段目は煙無し。
  • 壁キック後は真上入力維持、途中でくぼみに入力切替。
  • 三段開始時のX座標とZ座標をずらす。

調査範囲:

  • X座標: -5790.0~-5732.1(0.1ずつ)
  • Z座標: -5400.0~-4950.1(0.1ずつ)

結果1: 最速壁キック→真上10f→右下でY=5410.5

入力パターン: B0U10DR(Dir 1, 猶予1f)

例: X=-5767.027, Z=-5147.277(動画時間00:00~)

※各結果の両端は細かく調べていないので、実際はあと少しだけ範囲が広い可能性有。

X座標 Z座標 補足
-5765.6~-5765.8 -5147.7~-5147.8
-5765.9~-5766.2 -5147.5~-5147.7
-5766.3~-5766.6 -5147.4~-5147.6
-5766.7~-5767.0 -5147.2~-5147.4
-5767.1~-5767.7 -5147.1~-5147.3 範囲広い
-5767.8~-5768.1 -5147.1~-5147.2
-5768.4~-5768.6 -5154.5~-5154.7
-5768.7~-5769.0 -5154.3~-5154.5
-5769.1~-5769.4 -5154.2~-5154.4
-5769.5~-5769.8 -5154.0~-5154.2
-5769.9~-5770.9 -5154.0~-5154.1 範囲広い

結果2: 最速壁キック→真上11f→右下でY=5416.0

入力パターン: B0U11DR(Dir 1, 猶予1f)

※各結果の両端は細かく調べていないので、実際はあと少しだけ範囲が広い可能性有。

X座標 Z座標 補足
-5749.2~-5749.5 -5066.3
-5749.6~-5750.0 -5066.2~-5066.3
-5750.1~-5750.6 -5066.0~-5066.1
-5750.7~-5750.8 -5065.8~-5065.9
-5752.2~-5753.0 -5073.6
-5753.1~-5753.7 -5073.3~-5073.4
-5753.8 -5073.2~-5073.3

調査2: A9fポーズ二段ジャンプ、真上→くぼみのみ

前提:

  • ハイハイ後のマリオの角度は36864。
  • 二段目はAボタン9f後にポーズし真上倒し(UDJなどと一緒)、三段目は煙無し。
  • 壁キック後は真上入力維持、途中でくぼみに入力切替。
  • 三段開始時のX座標とZ座標をずらす。

調査範囲:

  • X座標: -5790.0~-5732.2(0.2ずつ)
  • Z座標: -5400.0~-4950.1(0.1ずつ)

結果1: 最速壁キック→真上10f→右下でY=5410.5

入力パターン: B0U10DR(Dir 1, 猶予1f)

例: X=-5762.854, Z=-5139.842(動画時間03:56~)

※各結果の両端は細かく調べていないので、実際はあと少しだけ範囲が広い可能性有。

X座標 Z座標 補足
-5759.2 -5133.2~-5133.4
-5759.4~-5759.8 -5133.1~-5133.3
-5760.0~-5760.2 -5133.0~-5133.2
-5760.4~-5760.6 -5132.8~-5133.0
-5760.8~-5761.2 -5132.7~-5132.9
-5761.4~-5761.6 -5132.7~-5132.8
-5762.0~-5762.2 -5140.0~-5140.2
-5762.4~-5762.6 -5139.9~-5140.1
-5762.8~-5763.0 -5139.8~-5140.0
-5763.2~-5763.4 -5139.6~-5139.8
-5763.6~-5764.0 -5139.5~-5139.7
-5764.2 -5139.5~-5139.6

結果2: 最速壁キック→真上11f→右下でY=5416.0

入力パターン: B0U11DR(Dir 1, 猶予1f)

※各結果の両端は細かく調べていないので、実際はあと少しだけ範囲が広い可能性有。

X座標 Z座標 補足
-5742.8~-5743.4 -5051.8
-5743.6~-5744.2 -5051.5~-5051.6
-5745.8~-5746.0 -5059.2
-5746.2~-5746.6 -5059.1~-5059.2
-5746.8~-5747.2 -5058.9~-5059.0
-5747.4 -5058.7~-5058.8

調査3: A8fポーズ二段ジャンプ、真上→くぼみのみ

前提:

  • ハイハイ後のマリオの角度は36864。
  • 二段目はAボタン8f後にポーズし真上倒し、三段目は煙無し。
  • 壁キック後は真上入力維持、途中でくぼみに入力切替。
  • 三段開始時のX座標とZ座標をずらす。

調査範囲:

  • X座標: -5790.0~-5732.2(0.2ずつ)
  • Z座標: -5400.0~-4950.2(0.2ずつ)

結果1: 最速壁キック→真上10f→右下でY=5430.0

入力パターン: B0U10DR(Dir 1, 猶予1f)

例: X=-5741.047, Z=-5172.338(動画時間00:14~)

※各結果の両端は細かく調べていないので、実際はあと少しだけ範囲が広い可能性有。

X座標 Z座標 補足
-5739.6 -5170.2~-5170.4
-5739.8 -5170.2~-5170.6
-5740.0 -5170.4~-5170.8
-5740.2 -5170.8~-5171.2
-5740.4 -5171.0~-5171.4
-5740.6 -5171.2~-5171.6
-5740.8 -5171.6~-5172.0
-5741.0 -5171.8~-5172.2
-5741.2 -5172.0~-5172.4
-5741.4 -5172.4~-5172.8
-5741.6 -5172.6~-5173.0
-5741.8 -5172.8~-5173.2
-5742.0 -5173.2~-5173.6
-5742.2 -5173.4
-5742.2~-5742.4 -5173.6~-5173.8

結果2: 最速壁キック→真上11f→右下でY=5409.75(×)

入力パターン: B0U11DR(Dir 1, 屋根に乗れない)

※各結果の両端は細かく調べていないので、実際はあと少しだけ範囲が広い可能性有。

X座標 Z座標 補足
-5734.8~-5735.0 -5041.0

結果3: B4壁キック→真上10f→右下でY=5406.0(×)

入力パターン: B4U10DR(Dir 1, 屋根に乗れない)

※各結果の両端は細かく調べていないので、実際はあと少しだけ範囲が広い可能性有。

X座標 Z座標 補足
-5741.4 -5177.2
-5741.2 -5176.8~-5177.2
-5741.0 -5176.6~-5177.0
-5740.8 -5176.4~-5176.6
-5740.6 -5176.2~-5176.4

調査4: A7fポーズ二段ジャンプ、真上→くぼみのみ

前提:

  • ハイハイ後のマリオの角度は36864。
  • 二段目はAボタン7f後にポーズし真上倒し、三段目は煙無し。
  • 壁キック後は真上入力維持、途中でくぼみに入力切替。※真右か右下のみ確認した。
  • 三段開始時のX座標とZ座標をずらす。

調査範囲:

  • X座標: -5800.0~-5732.2(0.2ずつ)
  • Z座標: -5400.0~-4950.1(0.1ずつ)

結果1: 最速壁キック→真上10f→右下でY=5426.0

入力パターン: B0U10DR(Dir 1, 猶予1f)

※各結果の両端は細かく調べていないので、実際はあと少しだけ範囲が広い可能性有。

X座標 Z座標 補足
-5740.0~-5740.6 -5102.3
-5741.2~-5741.4 -5102.1
-5742.0 -5101.9
-5742.2~-5742.6 -5101.8
-5742.8 -5101.7
-5743.0~-5744.0 -5109.5
-5744.2~-5744.4 -5109.4
-5744.6~-5744.8 -5109.2
-5745.0~-5745.2 -5109.1
-5745.4~-5745.8 -5109.0

調査5: A6fポーズ二段ジャンプ、真上→くぼみのみ

前提:

  • ハイハイ後のマリオの角度は36864。
  • 二段目はAボタン6f後にポーズし真上倒し、三段目は煙無し。
  • 壁キック後は真上入力維持、途中でくぼみに入力切替。※真右か右下のみ確認した。
  • 三段開始時のX座標とZ座標をずらす。

調査範囲:

  • X座標: -5800.0~-5732.2(0.2ずつ)
  • Z座標: -5400.0~-4950.2(0.2ずつ)

結果: Dir 1は無し。

調査6: A3f二段ジャンプ、最初真上くぼみ以外→くぼみ

前提:

  • ハイハイ後のマリオの角度は36864。
  • 二段目はAボタン3f押し(OJなどと一緒)、三段目は煙無し。
  • 壁キック後は真上以外のくぼみ、途中で別くぼみに入力切替。
  • 三段開始時のX座標とZ座標をずらす。

調査範囲:

  • X座標: -5790.0~-5732.2(0.2ずつ)
  • Z座標: -5400.0~-4950.2(0.2ずつ)

結果: Dir 1は無し。

調査7: A3f二段ジャンプ、真上→右下付近(中途半端)

前提:

  • ハイハイ後のマリオの角度は36864。
  • 二段目はAボタン3f押し(OJなどと一緒)、三段目は煙無し。
  • 壁キック後は真上入力維持、途中で右下付近(中途半端)に入力切替。
  • 三段開始時のX座標とZ座標をずらす。
  • スティックは右下45°から前後2°ずつ変更、38°~56°を調査。

調査範囲:

  • X座標: -5790.0~-5732.2(0.2ずつ)
  • Z座標: -5400.0~-4950.1(0.1ずつ)

結果1: 最速壁キック→真上11f→右下46°でY=5431.25

入力パターン: B0U11DRd(Dir 1, 猶予1f)

※各結果の両端は細かく調べていないので、実際はあと少しだけ範囲が広い可能性有。

X座標 Z座標 補足
-5757.8 -5105.7
-5760.6~-5760.8 -5112.8
-5761.4~-5761.6 -5112.5

結果2: 最速壁キック→真上12f→右下50°でY=5426.5

入力パターン: B0U12DRd(Dir 1, 猶予1f)

※各結果の両端は細かく調べていないので、実際はあと少しだけ範囲が広い可能性有。

X座標 Z座標 補足
-5745.2~-5745.6 -5047.8~-5047.9
-5745.8~-5746.0 -5047.7~-5047.8
-5746.2~-5746.4 -5047.5~-5047.6
-5746.6~-5747.4 -5047.3~-5047.4
-5747.6 -5047.2~-5047.3

結果3: B3壁キック→真上12f→右下48°でY=5418.0

入力パターン: B3U10DRd(Dir 1, 猶予1f)

※各結果の両端は細かく調べていないので、実際はあと少しだけ範囲が広い可能性有。

X座標 Z座標 補足
-5782.6 -5211.0~-5211.7
-5782.8 -5211.4~-5212.0
-5783.0 -5211.7~-5212.3
-5783.2 -5212.0~-5212.6
-5783.4 -5212.3~-5212.9
-5783.6 -5212.6~-5213.3
-5783.8 -5213.0~-5213.6
-5784.0 -5213.3~-5213.9
-5784.2 -5213.6~-5214.2

結果4: 最速壁キック→真上11f→右下46°でY=5409.75(×)

入力パターン: B0U11DRd(Dir 1, 屋根に乗れない)

※各結果の両端は細かく調べていないので、実際はあと少しだけ範囲が広い可能性有。

X座標 Z座標 補足
-5753.8~-5754.0 -5085.8~-5085.9
-5754.2~-5754.6 -5085.8
-5756.2~-5756.4 -5086.6~-5086.7
-5756.6 -5086.5~-5086.7

結果5: 最速壁キック→真上11f→右下46°でY=5409.75(×)

入力パターン: B0U11DRd(Dir 1, 屋根に乗れない)

※各結果の両端は細かく調べていないので、実際はあと少しだけ範囲が広い可能性有。

X座標 Z座標 補足
-5753.8~-5754.0 -5085.8~-5085.9
-5754.2~-5754.6 -5085.8
-5756.2~-5756.4 -5086.6~-5086.7
-5756.6 -5086.5~-5086.7

結果6: B4壁キック→真上10f→右下46°でY=5406.0(×)

入力パターン: B4U10DRd(Dir 1, 屋根に乗れない)

※各結果の両端は細かく調べていないので、実際はあと少しだけ範囲が広い可能性有。

X座標 Z座標 補足
-5758.0~-5758.2 -5200.2~-5200.3
-5758.2 -5200.4~-5200.6
-5758.4 -5200.3~-5200.9
-5758.6 -5200.6~-5201.1
-5758.8 -5200.9~-5201.4
-5759.0 -5201.2~-5201.7
-5759.2 -5201.5~-5202.0
-5759.4 -5201.7~-5202.3
-5759.6 -5202.0~-5202.5
-5759.8 -5202.3~-5202.8
-5760.0 -5202.6~-5203.1
-5760.2 -5202.9~-5203.4
-5760.4 -5203.1~-5203.7
-5760.6 -5203.4~-5204.0
-5760.8 -5203.7~-5204.2
-5761.0 -5204.0~-5204.5
-5761.2 -5204.3~-5204.8
-5761.4 -5204.5~-5205.1
-5761.6 -5204.8~-5205.4
-5761.8 -5205.1~-5205.6
-5762.0 -5205.4~-5205.9
-5762.2 -5205.7~-5206.2
-5762.4 -5206.0~-5206.5
-5762.6 -5206.2~-5206.8
-5762.8 -5206.5~-5207.0
-5763.0 -5206.8~-5207.3
-5763.2 -5207.1~-5207.6
-5763.4 -5207.4~-5207.9
-5763.6 -5207.6~-5208.2
-5763.8 -5207.9~-5208.4
-5764.0 -5208.2~-5208.7
-5764.2 -5208.5~-5208.6
-5765.4 -5211.3
-5765.6 -5211.1~-5211.6
-5765.8 -5211.3~-5211.8
-5766.0 -5211.6~-5211.7

結果7: B4壁キック→真上10f→右下48°でY=5406.0(×)

入力パターン: B4U10DRd(Dir 1, 屋根に乗れない)

※各結果の両端は細かく調べていないので、実際はあと少しだけ範囲が広い可能性有。

Z座標の範囲広い

X座標 Z座標 補足
-5770.6 -5200.2~-5200.4
-5770.8 -5200.2~-5200.7
-5771.0 -5200.2~-5201.0
-5771.2 -5200.4~-5201.3
-5771.4 -5200.7~-5201.6
-5771.6 -5201.0~-5201.9
-5771.8 -5201.3~-5202.2
-5772.0 -5201.6~-5202.4
-5772.2 -5201.9~-5202.2
-5772.2 -5203.3~-5203.5
-5772.4 -5203.3~-5203.8
-5772.6 -5203.6~-5204.1
-5772.8 -5203.9~-5204.4
-5773.0 -5204.2~-5204.7
-5773.2 -5204.5~-5205.0
-5773.4 -5204.8~-5205.3
-5773.4 -5206.7
-5773.6 -5205.1~-5205.7
-5773.6 -5206.6~-5207.0
-5773.8 -5205.4~-5207.3
-5774.0 -5205.7~-5206.2
-5774.0 -5206.4~-5207.6
-5774.2 -5206.0~-5207.9
-5774.4 -5207.0~-5208.2
-5774.6 -5207.3~-5208.5
-5774.8 -5207.6~-5208.8
-5775.0 -5207.9~-5209.1
-5775.2 -5208.2~-5209.4
-5775.4 -5208.5~-5209.7
-5775.6 -5208.8~-5210.0
-5775.8 -5209.1~-5210.3
-5776.0 -5211.6
-5776.0 -5209.4~-5210.6
-5776.2 -5209.7~-5210.9
-5776.2 -5211.4~-5211.9
-5776.4 -5210.0~-5212.2 Z座標の範囲広い
-5776.6 -5210.3~-5212.5 Z座標の範囲広い
-5776.8 -5210.6~-5212.8 Z座標の範囲広い
-5777.0 -5210.9~-5213.1 Z座標の範囲広い
-5777.2 -5211.2~-5213.4 Z座標の範囲広い
-5777.4 -5211.5~-5213.7 Z座標の範囲広い
-5777.6 -5211.8~-5214.0 Z座標の範囲広い
-5777.8 -5212.1~-5214.3 Z座標の範囲広い
-5778.0 -5212.4~-5214.6 Z座標の範囲広い
-5778.2 -5212.7~-5214.9 Z座標の範囲広い
-5778.4 -5213.0~-5215.2 Z座標の範囲広い
-5778.6 -5213.3~-5215.5 Z座標の範囲広い
-5778.8 -5213.6~-5215.8 Z座標の範囲広い
-5779.0 -5213.9~-5216.1 Z座標の範囲広い
-5779.2 -5214.2~-5216.4 Z座標の範囲広い
-5779.4 -5214.5~-5216.7 Z座標の範囲広い
-5779.6 -5214.8~-5217.0 Z座標の範囲広い
-5779.8 -5215.1~-5217.3 Z座標の範囲広い
-5780.0 -5215.4~-5217.6 Z座標の範囲広い
-5780.2 -5215.7~-5217.9 Z座標の範囲広い
-5780.4 -5216.0~-5218.2 Z座標の範囲広い
-5780.6 -5216.3~-5218.5 Z座標の範囲広い
-5780.8 -5216.6~-5218.8 Z座標の範囲広い
-5781.0 -5216.9~-5219.1 Z座標の範囲広い
-5781.2 -5217.9~-5219.4 Z座標の範囲広い
-5781.4 -5218.2~-5219.6

結果8: 最速壁キック→真上10f→右下40°でY=5403.5(×)

入力パターン: B0U10DRr(Dir 1, 屋根に乗れない)

※各結果の両端は細かく調べていないので、実際はあと少しだけ範囲が広い可能性有。

X座標 Z座標 補足
-5754.6~-5755.0 -5092.7
-5757.4~-5758.0 -5099.8

結果9: B1壁キック→真上11f→右下46°でY=5402.5(×)

入力パターン: B1U11DRd(Dir 1, 屋根に乗れない)

※各結果の両端は細かく調べていないので、実際はあと少しだけ範囲が広い可能性有。

X座標 Z座標 補足
-5770.0~-5770.4 -5154.5

調査8: A3f二段ジャンプ、真上→真右付近(中途半端)

前提:

  • ハイハイ後のマリオの角度は36864。
  • 二段目はAボタン3f押し(OJなどと一緒)、三段目は煙無し。
  • 壁キック後は真上入力維持、途中で真右付近(中途半端)に入力切替。
  • 三段開始時のX座標とZ座標をずらす。
  • スティックは真右から下方向へ2°ずつ変更、2°~20°を調査。

調査範囲:

  • X座標: -5790.0~-5732.2(0.2ずつ)
  • Z座標: -5400.0~-4950.2(0.2ずつ)

結果: Dir 1は無し。