BBH100赤 ロフトにいるテレサを壁から出す方法
テレサのホラーハウスの『8まいコインはどこだ+100枚コイン』におけるロフトパートでは、青スイッチ付近にいるテレサを倒すが、テレサが壁から顔を出してくれる場合とそうでない場合がある。
この原因と解決策を調査したので当ページにて紹介する。
が、原因に関してはシンプルに説明することが難しいため、最初にRTAにおいて重要な知識(RTA走者向けの知識)を紹介した後に原因などの内容を紹介する。
流し読みをする人も多いと思うので先に注意点を話しておくと、当ページに記載している確率は参考動画と全く同じ入力をした場合での確率となる。
テレサの速度がマリオの速度に依存する部分があったり、距離の条件があったりするため、1フレームでも入力が違うと場合によっては3%以上確率が変わることもあるので、その点はご留意いただきたい。
※当ページでは、色々アプローチを考えたうち、良さげだった3つアプローチを紹介しているが、条件を満たすことができる動きなら別のアプローチでも良いと思う。
前提: 壁から出てくるかどうかは何に依存する?
この後実際のコツについて紹介するが、そのコツの意味を理解するにはテレサが壁から出てくるかどうかは何に依存するかを知っておく必要がある。
RTA走者だとしても多少知っておいたほうが良いと思ったので、事前に話しておく。
先に結論を話すと、以下6つの要素に大きく依存する。このうち、⑤と⑥が直接的な原因だが、⑤⑥と噛み合う形で間接的な原因となるのが①~④となる。
※RTA向けのコツ動画や『原因解説: 壁から出ないケースではどうなっているのか』を見てから照し合わせると分かりやすいかも。
① テレサが持つ乱数要素2つ
具体的には、テレサの持つ『Negated Aggressiveness』と『Turning Speed』が乱数によって決まる。
- Negated Aggressiveness: テレサの移動速度を決める際に使われるパラメータ
- Turning Speed: テレサの回転速度のこと
詳細は以下動画を見てほしい(日本語解説はこちら)。
② 扉開け後のジャンプダイブのダイブのタイミング

マリオの速度が歩きよりも速い速度の時は、テレサの速度はおおよそマリオの半分の速度となる仕様がある。
※先ほど紹介した『Negated Aggressiveness』は、テレサの速度をおおよそマリオの速度の半分にするか・乱数で決められた値のおおよそ半分にするか、のボーダーに使われる。
つまり、マリオの動き自体が確率を左右することになるわけだ。
そして、扉を開けた後のパートにおいて、マリオの速度が最もブレるのはジャンプダイブのダイブのタイミングとなる。
皆のご存じの通り、ジャンプ時はマリオの速度は~32程度である一方、ダイブアクションになると40台に跳ね上がるためである。
③ 青スイッチの踏む位置

青スイッチを踏んでいる間は、該当テレサは壁に向かって進み続ける≒スタックする形となる。
この時のスタック位置(主にX座標)は、『① テレサが持つ乱数要素2つ』と『② 扉開け後のジャンプダイブのダイブのタイミング』と青スイッチを踏む位置によって多少変わる。
青スイッチ起動後のパートでは、テレサの角度とテレサ自身から見たホームの角度によってテレサの挙動が変わるため、その手前の青スイッチを踏む位置も非常に重要となる。
④ 青スイッチ起動後のマリオの速度感
これは先ほど紹介した通り、テレサの速度がマリオの速度に依存するためである。
青スイッチを押した後、1 or 2f歩いた時点でマリオの速度に依存するため、マリオの速度感≒入力が重要である。
⑤ 青スイッチ起動後、マリオ⇔テレサのホームの距離が1500ユニットを超えるタイミング
テレサが壁から顔を出さない直接的な原因その1がこの仕様である。
テレサは、マリオ⇔テレサのホームの距離が1500ユニットを超えるかどうかで挙動が変わる。
- 1500ユニット超え: テレサは時計回りor反時計回りでホームに戻ろうとする
- 1500ユニット以下: テレサはマリオのいる位置へ移動

該当パートにおいて、1500ユニットを超えるタイミングは、基本的には青コイン2枚目の手前あたりだが、マリオのライン取りで多少調整できる。
具体的には、可能な限り内側を通れば青コイン2枚目を取るあたりで1500ユニット超え、すぐに壁に寄れば青コイン1枚目を取った後に1500ユニット超え、といった具合である。
そして、1500ユニットを超えたタイミングでテレサが時計回りになれば壁から顔を出してくれるが、①~④によっては反時計回りになるので顔を出さなくなる。
1500ユニットに入るタイミングが1フレーム違うだけで時計回りor反時計回りが変わるため、入力次第で確率も大きく変わるわけである。
⑥ 1500ユニット超えからテレサを倒しに行く時のマリオの導線
テレサが壁から顔を出さない直接的な原因その2がこの仕様で、その1の⑤を超えたとしても、⑥がダメだとテレサは壁から顔を出さなくなる。
テレサには、以下2つを両方満たすと透明になる仕様がある。
- 条件1: テレサから見て左右約30°の範囲にマリオがいる
- 条件2: テレサとマリオが向かい合う角度になる

▲ 左下の鳥観図で示している範囲は条件1のことで、この画像では範囲内に入っているため条件1を満たしている。
そして、満たすか満たさないかの瀬戸際となりやすいのは条件1のほうだ。※条件2は大体の場合で満たしているため条件1次第となるケースが多い。
例えば、青コイン2枚目からインコースをついて倒しに行く場合は、テレサが壁の中にいる段階で条件1を満たしてしまい透明になって出てこない状態となる。
これを回避するには、多くの走者がよくやっているクネクネ歩く方法(一度青スイッチ側に歩いてからカクッと曲がって倒しに行く導線)で向かい合わないようにする。
もしくは、一定距離離れていれば条件1を満たしにくくなるので、できるだけ壁側でUターンしてからテレサのほうに向かう方法もある。
最もオススメ『右下維持で少し歩いてから最小ジャンプダイブ法』
以下の動画にRTA用にコツ&微解説をまとめた。
この方法では、コツを意識すれば理論上100%壁から出てくる結果となるが、入力の誤差によっては1%程度の確率で失敗するかもしれない(未検証)。
ただ、その1%の確率を引くよりも、ジャンプダイブを使うことによるタイム短縮のほうが恩恵が大きいため(期待値が一番良いため)、この方法をオススメしたい。
※右下くぼみの右が強い場合は1500ユニット超えが1 or 2f早くなる可能性があり、その結果成功確率が下がるリスクがあるので、青スイッチを押す位置を真ん中寄りにしたほうが良いかも?
動画内で紹介している青スイッチを押す位置と確率を示した図は以下となる。
あくまで参考TASでの結果であり、入力次第で確率がブレる点には注意してほしい。


おまけ: 早ダイブ&9f歩き最小ジャンプダイブだとわずかに確率が低い。

シンプルにやりたいなら100%再現する『真下幅跳び壁キック法』
他の方法では、扉後のジャンプダイブのダイブのタイミングや青スイッチを押す位置など、意識するべき点が多い。
こういった意識するべき点をなくしたい人(シンプルにやりたい人)向けには『真下幅跳び壁キック法』をオススメする。
この方法は、理論上0.4秒程度遅くなるが、動画の通りの動きをすれば必ず同じ位置でテレサを倒すことができる。
以下の動画にRTA向けに要点をまとめたので確認してみてほしい。
※より確実に壁から出させたい場合は青スイッチの右上側を押すほうが良いと思う。
ジャンプキックにこだわるなら『QJK内側歩き法』
個人的には、ジャンプダイブ法か真下幅跳び壁キック法をオススメしたいが、そのうえでもジャンプキックにこだわるのであれば、『QJK内側歩き法』をオススメする。
以下の動画にRTA用にコツ&微解説をまとめた。※速度の兼ね合いもあって他の方法よりもコツが多めとなっている。
動画内で紹介している青スイッチを押す位置と確率を示した図は以下となる。

注意してほしいのは、ジャンプキックは速度が低いため、入力の少しの違いで確率もそれなりに変わってしまう点である。
上記では青スイッチの右上側を踏めば理論上100%壁から出てくる結果となっているが、実際は入力の誤差によって~10%程度の確率で失敗するかもしれない(未検証)。
この点を加味しても、高い速度でごり押せるジャンプダイブ法のほうが良いと思っている。
おまけ: 2f歩き大ジャンプキックダイブだと噛み合いの関係でわずかに確率が低い。

原因解説: 壁から出ないケースではどうなっているのか
壁から出ない原因は、これまでの説明文や実際の動画でなんとなく分かったと思う。その知識を前提に、このセクションでは壁から出ないケースを紹介する。
『前提: 壁から出てくるかどうかは何に依存する?』で紹介した通り、直接的な原因は2つなので、ケースも2つ存在する。
(1) 主に乱数が悪くてテレサが反時計回りになってしまうケース ※乱数とマリオの動き等が噛み合っている
(2) 時計回りになったが角度の条件を満たしてしまうケース
以下の動画にて、それぞれのケースの詳細説明と青コイン2枚目から回収するアプローチはどうなのかを言及しているので、興味があれば視聴してみてほしい。
おわりに
今回は長年未知に包まれていたロフトのテレサの調査結果をまとめた。
このテレサに悩んでいる走者は多いと思うので、ぜひ当ページを読んで解決してみてほしい。
ちなみに、ジャンプダイブ法やジャンプキック法の場合は、基本的には1500ユニット以内にいる時間を長くしたほうが壁から出てくる確率が上がるが、長すぎると逆に出てこなくなるケースもあったので、あまり考えすぎないほうが良さそうだった。
この辺は気が向いたらまた調査する。
メモ: 日本語初期版向け、スターセレクト前提
Boo’s HSpeed: 0x80346F30(F32)
Boo’s Xpos: 0x80346F18(F32)
Negated Aggressiveness: 0x80346F84(F32)
Turning Speed: 0x80347028(S16)

