おやかたテレサをさがせ

1. 1匹目のちびテレサの仕様(基本知識)

1匹目のちびテレサが赤コイン付近にいるか、右側の細い足場へ行ってしまうかはちびテレサの乱数要素に依存しています。

具体的には、マリオが扉を開ける付近で対象のちびテレサの移動速度と回転速度が設定されますが、この2つともが乱数値の影響を受けます。

詳細は以下の解説動画をご覧ください。

動画内で紹介されていますが、テレサの移動速度は乱数値だけでなくマリオの速度に依存する部分もあるので、マリオの操作により細い足場に行きにくくする方法も存在します。

 

2. 1匹目のちびテレサが細い足場に行く確率

扉抜けを前提とした場合、ちびテレサが細い足場に行く確率(目安)は以下の通りです。

テレサの移動速度はマリオの速度に依存する部分もあるため、初速の高いQJKスタートだとQJK無しで走る場合よりも確率が上がるため注意が必要です。

※扉抜けをしない場合は、走りながらジャンプダイブで倒すアプローチが20.43%目安、QJK二段ダイブで倒すアプローチが20.43%よりも高いのが目安です。

やり方	確率
左上くぼみに走ってから幅跳び	20.43%
左上くぼみにQJKを出してから幅跳び	20.43%よりも高い
真上に歩いてから左上くぼみに幅跳び	16.18%
0.5秒程度、7.6～10の速度で歩いてから幅跳び	0.73%

 

3. 1匹目のちびテレサのアプローチ比較

扉抜けを前提とした場合の比較(失敗例も含む)は、以下で紹介しています。

 

4. 1匹目のちびテレサが倒せない現象の対策

※1つ目の扉抜けを狙う方向けです。

以下の動画で解説していますが、テレサを踏むと一定時間倒せなくなる仕様があります。

1匹目のちびテレサが倒せない場合はその現象が起こっており、具体的には、壁キック時にちびテレサに触れてしまう(踏んでしまう)と起こります。

ただし、幅跳び時にちびテレサが透明になっている場合は平気です。

対策としては、幅跳びを出す前の歩く量をもう少し増やすこと、また、壁キックをできる限り早く出すこと(壁にぶつかる時間が長いほど高度が下がるため)です。

 

5. 扉抜けのタイム短縮量

最初の扉抜けと最後の扉抜けでタイム短縮量が異なります。その点も考慮して採用を考えてみると良いです。

最初の扉抜けに関しては、QJK+スライディング VS 扉抜け後スライディング倒しでのタイム差となります。

• 最初の扉抜け: 0.7秒程度の短縮
• 最後の扉抜け: 2秒程度の短縮

 

6. アイクンのビームの回避法

3匹目のちびテレサがいる部屋にはアイクンがいますが、見様見真似でアプローチすると扉を開けた際にアイクンのビームに当たってしまう場合があります。

ただ、これには回避法が存在し、失敗しても悪いこと(リセットが確定する等)は起こらないので、導入することをオススメします。

下記ページでその仕様や回避法を紹介したので、詳細はこちらをご確認ください。

 

7. 最後の扉抜けのコツ

最後の扉抜けは『マリオが扉を丸々超える』もしくは『マリオが扉に半分埋まる』と抜けやすいです。

また、扉の右側に埋まるようにすると抜けやすくなります。

真右を使った方法もありますが、ちびテレサを倒した後の視点が毎回微妙にズレるため100%成功するというものではありません。

視点のズレはちびテレサ2匹目を倒した後のカメラの状態に依存すると思われます。(なので、最初の扉抜けをしない場合は視点がズレにくいです。)

 

8. テキストスキップもある

最後のちびテレサ2匹にて、特定の条件を満たすと本来テキストが2つ出るところを1つにすることができます。

日本語初期版の場合、両方のちびテレサを同フレームで消すことで成功します。

コツは[!]箱を黄色キック(最速ではないキック)した後、壁キックの最大の高さになる少し手前でヒップをすることです。

ちびテレサに乱数要素がある関係でほとんど運ゲーなので安定はしませんが、狙ってみても良いでしょう。

※その他のバージョンでは仕様が異なるため、意図的にテキストスキップを狙える範疇にあります。

なお、このテクニックの仕組みなどは『BBH テキストスキップの条件を調べてみた』『BBH テキストスキップを起こしやすくする方法を考えてみた』で語られています。

 

9. 絵のフチで倒す方法もある

最後のちびテレサ2匹にて、絵のフチに当てることですぐに倒す方法もあります。

テキストスキップや扉抜けを狙わない場合はこの方法のほうが少し速いので、使ってみても良いでしょう。

コツ: 壁に並行めに幅跳び → [!]箱を黄色キック(最速ではないキック) → 壁キックの最大の高さでヒップ